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地名読み方クイズの解答です。
①駅館川 やっかんがわ
②杵築 きつき
③日出 ひじ
④企救半島 きくはんとう
⑤田布施 たぶせ
⑥国東 くにさき
⑦香々地 かかぢ
⑧行橋 ゆくはし
⑨苅田 かんだ
⑩廿日市 はつかいち
かなり難しい名称がありました。我が家の旅好き娘、長女の「海女ちゃん」さんは、5問正解の50点でした。私は、もともとは30点でしたから、負けました。
前に佐田岬三崎港から国道(197号)フェリーで佐賀関にわたって九州入りし、大分~福岡~山口~広島~愛媛と回った旅で、「安心院」と「特牛」という町の呼び名に出会って感激したことを思い出します。
「安心院=あじむ」
「特牛=こっとい」
どちらも難解極まりない地名で、出会った時は旅情で胸が熱くなったほどの感激でした。
今回の旅では、宇佐から豊後高田を通っている時に、道路標識で「安心院」の文字を見つけ、懐かしさをおぼえました。
下調べを全くせずに、行き当たりばったりで出会う喜びを求めてのサプライズ旅行が大好き。「日出」の町で、地元の新聞を買おうと立ち寄ったセブンイレブンが満車で、仕方なく、海の見える漁港にでも行ってみようと海側に走って線路を横切ると、突然別府湾が望める、古(いにしえ)のたたずまいの残る情緒ある街並みに出て、感動。
ここは、江戸時代に日出城(暘谷城)を中心として発展した由緒正しい城下町。しかも、名前は聞いたことのある「城下(しろした)かれい」の産地だというではありませんか。お魚さん好きにはたまらないサプライズな出会い。
実は、日出町の読み方はおろか、存在さえ旅に出る前は知らなかったことを告白いたします。城下かれいの方は、何かの雑誌で読んでぼんやりとは知っていたのですが。
二の丸館を訪ねてみると、入り口にでんと置かれた見事な木彫りの城下かれい様にお目にかかれて、旅先での思わぬ邂逅に大喜びする私です。
※https://www.tokiwa-portal.com/shop/e/eip-krei/
「城下かれい」の故郷は、大分県速見郡日出町(ひじまち)、日出城址(別名:暘谷城址)の南側一帯に広がる城下海岸。この海岸は海底から湧き出るミネラル豊富な真水が、多くの魚を育み、上質な魚が獲れることで有名です。なかでも淡白かつ上品な味わいのマコガレイは、「城下かれい」と呼ばれ、徳川将軍家への献上品として珍重されました。
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