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 投稿者:伊藤儀一郎  投稿日:2008年 9月23日(火)11時34分50秒
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  (1)論文対策について
 私の身近に、短答は合格したが、論文で落ちたものが何人かいます。特に今回の特許法のような長文の問題に度肝を抜かれ、手が出なかったようです。そして、その影響が最後まで残り、論文に落ちたようです。そこで彼らにはこうアドバイスしました。予備校の論文答案練習会に積極的に参加するようにと、彼らは答練会の問題と本番の問題とは違うと言っていましたが、それでもそれに参加し、生で答案を書く練習をすることはきわめて大切です。
 どんな問題が出題されるか全くわからない本番に自信を持って望むためには、答練会で訓練を積むしかありません。
 従って、現在のあなたの立場では、短答式の勉強と並行して論文の勉強をすることを勧めます。論文の勉強は短答式の勉強にも生きてきます。

(2)短答式の勉強について
 今のあなたの勉強方法で間違いないと思います。自信を持って持続してください。
なお、意匠法については過去問と共に、審査基準をインターネットで取得し、これを活用してください。特許庁のホームページから取得できます。また、特に特許法を準用している条文は、意匠法に読み直してみること。特許法の勉強にもなります。
 著作権法については、過去問や実際の裁判例を当たればいいでしょう。
 条約は、なるべく条文を読むようにしてください。条文の内容が日本語として理解できればいいのです。そのために参考書、インターネットにある解説を活用しましょう。
 なお、「条文を日本語として理解する」ことはすべての科目に言えることです。換言すれば、「英語の勉強」と同じです。英語を理解するためには辞書を使いますが、「条文」を日本語として理解するために、基本書や参考書を使うのです。この意味がわかると、飛躍的に成績は伸びます。私は常に受験生に話しています。この意味がわかった受験生は飛躍的に実力が伸び、すべて合格しました。
 商標法は3条、4条中心でいいでしょう。

(3)受験生はみな時間がありません。従って、机の前に座っているときだけが勉強時間と思わないことです。電車の中、仕事中、いろいろ時間はとれます。仕事中に答案のレジメの内容を簡単に思い出していたという人もいました。電車の中で条文を集中して読んだという人もいました。工夫してください。

(4)最後に、3、4年くらい前に、私のところへ受験相談をしに来た受験生の話をします。彼は某有名国立大学工学部の大学院研究室で研究をしており、もう少しのところで「博士号」を取得できる予定でした。しかし、担当の教授から嫌われ、大学院をやめざるを得なくなりました。そこで弁理士試験の挑戦を思い立ったわけです。当時悲愴な顔をしてきましたが、一度決心をすると、直ちに特許事務所の就職先を見つけ、勉強も開始しました。それからの苦労は大変なものだったでしょう。一年目は特許事務所の仕事を覚えるため、勉強は二の次だったようです。二年目はなんと同じ受験生仲間と結婚しました。そして、今年、論文に合格しました。まだ口述試験が残っていますが、まず間違いないでしょう。

(5)受験生はみな問題を抱えながら頑張っています。よってあなたは信頼できる受験仲間を見つけ、一緒に勉強するようにすることです。それが大きな力になります。一人で勉強していると、勉強がつらくなりますが、仲間と一緒に勉強していると、それが半減します。合格した受験生が異口同音に言うことです。
 
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